ロボワードV8 PRO と、ロボワード版「12か国語電子辞書」というソフトを持っているんですが、どうも使いにくい、Linuxで使えない、等の問題があるのでEPWING化できないかどうかやってみたら割と何とかなりそうな感じだったので、このページで情報を公開する事にしました。(^^)
ロボワードV8 PRO付属 215万語専門用語辞典 (DDwinでの表示例) - クリックすると、別窓で拡大表示します
![]() 英日専門用語辞典 |
![]() 日英専門用語辞典 |
ロボワード版「12か国語電子辞書」
ロボワード用フリー辞書 (かつて、ロボワードの公式サイトで無料で公開されていた辞書)
![]() 宇宙開発関係略語集(英和) |
![]() 宇宙開発関係略語集(和英) |
![]() 英和医学用語集 |
*特に、オランダ語・デンマーク語・ノルウェー語は一切勉強した事がないので、本当にできているのかどうかは不明。(^^;
・5か国語辞典(Nicola Zanichelli Five Language Dictionary: English-German-French-Italian-Spanish)
*EPWING化しても実用性に欠ける様に思われたので、CSV(カンマ区切りデータ)化(^^;
(2014/08/18追加)
・英和専門用語辞典
・和英専門用語辞典
・英西辞典(Grupo Anaya English-Spanish Dictionary)
「英中辞典」はピンインを含みます。(但し、四声無し(^^;)
・RoboWord→EPWING変換秀丸マクロ集「ロボワードV8 PRO付属 215万語専門用語辞典」用 Ver. 1.00 2014/08/19
←ダウンロードは、ここをクリック。
以下の辞書の変換に対応しています。(^^)
英和専門用語辞典 crossej.dic
和英専門用語辞典 crossje.dic
一応、「ロボワードV8 PRO」用ですが、他のバージョンの「英和/和英専門用語辞典」でも使えるんじゃないかと思います。(^^)
[2015/03/29 追記]
「ロボワードV5」で変換に成功された方が、掲示板に情報を書き込んでくださいました。m(_._)m
マクロはそのままでは使えず、書き直しが必要だったとの事です。(^^;
・RoboWord→EPWING変換秀丸マクロ集「宇宙開発関係略語集・英和医学用語集」用 Ver. 1.00 2014/08/19
←ダウンロードは、ここをクリック。
以下の辞書の変換に対応しています。(^^)
宇宙開発関係略語集(英和/和英) nasda-ej.dic / nasda-je.dic
英和医学用語集 medic1ej.dic
かつて、ロボワードの公式サイトで無料で公開されていた、ロボワード用フリー辞書の変換スクリプトです。
サイトがなくなってしまっているため、たまたま持っている人しか使えません。(^^;
・RoboWord→EPWING変換秀丸マクロ集「12か国語電子辞書」用2(発音記号を含む辞書用) Ver. 1.00 2014/08/21
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・RoboWord→EPWING変換秀丸マクロ集「12か国語電子辞書」用2(発音記号を含む辞書用) Ver. 1.00b 2015/02/14
←ダウンロードは、ここをクリック。
※作者が最初の公開時にファイルの入れ忘れというポカをやったため(^^;、お手数ですが、1.00、1.00bの両方をダウンロードしてください。m(_._)m
以下の辞書の変換に対応しています。(^^)
英伊辞典(Nicola Zanichelli Compact Dictionary English-Italian)
英蘭辞典(Wolters-Noordhoff English-Dutch Dictionary)
英瑞辞典(Esselte Studium English-Swedish Dictionary)
英丁辞典(Gyldental Publishing English-Danish Dictionary)
英諾辞典(Kunnskapsforlaget English-Norwegian Dictionary)
英芬辞典(Werner Söderström Osakeyhtiö English-Finnish Dictionary)
英西辞典(Grupo Anaya English-Spanish Dictionary)
英仏辞典(Harrap Limited Shorter English-French)
仏英辞典(Harrap Limited Shorter French-English)
英独辞典(Harrap Limited Concise English-German Dictionary)
独英辞典(Harrap Limited Concise German-English Dictionary)
・辞書ファイル (*.dic) を dered (DEcode Roboword Electric Dictionary) を使ってテキスト化。その際、拡張子を".rw12"等とする。(他と被らなければ何でも良い(^^;)
*dered は、Suzuto M. さん作の変換ツール(フリーウェア)です。
・秀丸エディタで開く。
*秀丸は、秀まるおさん作のシェアウェア(4,000円+消費税)です。インストール後、暫くは機能制限無しで試用できる期間があるので、使っていない方は取り敢えずインストールしてみると良いと思います。(^^)
「その他」-「ファイルタイプ別の設定」-「その他」-「保存・読み込み」で、エンコードを「欧文」にする。(アクセント記号付き文字がShift-JISでは使えないので)
「体裁」-「詳細」で、「行番号の計算方法」を「ワープロ的」でなく「エディタ的」にする。
「設定のリスト」-「新規」で適当な名前を付けて「OK」で保存。
「その他」-「動作環境」-「関連付け」で".rw12"を秀丸に関連付けすれば、ダブルクリックで開ける様にできて便利。
・英独科学技術用語辞典(Brandstetter Science and Technology, English-German)の場合は、あらかじめ余分な改行を除去しておくため、CorrectionBrandEGe.MAC を実行。
* 秀丸マクロの実行の仕方は、秀丸のヘルプを良く読んでください。(^^)
・マクロ RoboWordCMTHAP.MAC を実行。
RoboWordCMTHAP.MACは、6つの事を行なう。
CL -> " の変換
M -> : の変換
タグ付け(見出し語、語義、太字、イタリック)
ヘッダ・フッタ付け
アクセント記号付き文字等の変換
単語の前に付いている(1)(2)等を単語の後ろに移動
・独英科学技術用語辞典(Brandstetter Science and Technology, German-English)は、データ構造が他とかなり異なるため、RoboWordCMTHAP.MAC の代わりにRoboWordCMTHAP_GeE.MAC を実行。(^^;
・マクロ実行後のデータを保存し、EBStudio でEPWING形式に変換
*EBStudio は hishida さん作のシェアウェア(1,000円+消費税)です。(機能制限版はフリーウェア)
「外字フォント」には EBStudio に付属の Gaiji.xml を、「外字定義」には GaijiMap.xml を使う。
元のデータに日本語がない辞書の場合、インデックスの指定で「かな検索」は不要。(当たり前だが(^^;)
拡張子を独自のもの(.rw12とか)に変更していると、ファイルを開く際に見当たらないかも。(^^; (ファイルの種類を *.* にすれば良い)
・まず、Dered で変換した辞書ファイルを秀丸で開き(この段階ではエンコードは「欧文」)、マクロ RoboWordC2EPW.MAC を実行し、上書き保存。
・「エンコードの種類」を「簡体字中国語」にして上書き保存。(「ファイルを読み込み直す」を選ぶ)
・「エンコードの種類」を「UTF-8」にして上書き保存。(「内容を維持したまま適用」を選ぶ)
・そうしてできたファイルを、C2EPWで html に変換。
・その htmlファイルを EBStudio で変換。その際、C2EPWに同梱のc2epw.ebs、gaiji.xml、gaijimap.xml、complex.xmlを使う点に注意。各ファイルのパスは適宜変更する事。(^^;
* <*> は、本来ピンインを表示させる部分だが、複数の訳が出ているケースで最初の1つだけここに表示するのも変な感じなので、使用していない。(マクロ RoboWordC2EPW.MAC を書き換えれば、ここにピンインを載せる事も可能)
* その後の 「U」はリンクになっていて、クリックすると何か(^^;が表示されるが、中国語は囓った程度の知識しかない私には、何だかわかりません。(^^;
* 「中英辞典」も中身は「英中辞典」と変わらないような感じなので、「中英辞典」のEPWING化はしない事に。EBStudioで「英中辞典」を変換する際に、「詳細設定」で「本文中の漢字・カタカナを……」「本文中の英単語を……」にチェックを入れておくと、「条件検索」でピンインや漢字からの「逆引き」っぽい事ができる。(使い勝手は今一だが(^^;)
・辞書ファイル (zanic5.dic) を dered を使ってテキスト化。
・秀丸エディタで開く。
・RoboWordZanic5.MAC を実行し、拡張子を .csv にして保存。その際、UTF-8(BOMあり)で保存すると、日本語版エクセル等でも文字化けせずに開ける。(^^)
・英伊辞典(Nicola Zanichelli Compact Dictionary English-Italian)
・英蘭辞典(Wolters-Noordhoff English-Dutch Dictionary)
・英瑞辞典(Esselte Studium English-Swedish Dictionary)
・英丁辞典(Gyldental Publishing English-Danish Dictionary)
・英諾辞典(Kunnskapsforlaget English-Norwegian Dictionary)
・英芬辞典(Werner Söderström Osakeyhtiö English-Finnish Dictionary)
・英西辞典(Grupo Anaya English-Spanish Dictionary)
・英仏辞典(Harrap Limited Shorter English-French)
・仏英辞典(Harrap Limited Shorter French-English)
・英独辞典(Harrap Limited Concise English-German Dictionary)
・独英辞典(Harrap Limited Concise German-English Dictionary)
あらかじめ、EBStudio 付属の外字ファイルに足りないフォントを追加しておく。
・まず、Gaiji.txt をエディタで開き、「全てを選択」「コピー」。C:\Program Files (x86)\EBStudio\sample フォルダ内の Gaiji.xml を開き、「y のひっくり返し(U+028E)のフォント」 ʎ を探し、その直後の"/fontData"と"/fontSet"の間の行に貼り付け、上書き保存する。
・次に、GaijiMap.txt をエディタで開き、「全てを選択」「コピー」。C:\Program Files (x86)\EBStudio\sample フォルダ内の GaijiMap.xml を開き、最後の"/gaijiSet"の直前の空行に貼り付け、上書き保存する。
・辞書ファイル (*.dic) を dered を使ってテキスト化。
・秀丸エディタで開く。
・英独辞典は CorrectionHarraEGe.MAC、独英辞典は、CorrectionHarraGeE.MAC、を実行して、元データのミスを修正。(^^;
・RoboWordIPA.MAC を実行して、発音記号の部分を処理。但し、英西辞典は発音記号が独特のため、RoboWordIPA.MAC の代わりに RoboWordIPAEEs.MAC を使う。
・次に、RoboWordCMTHAP.MAC を実行し、保存。但し英独・独英・英仏・仏英は、CLの扱いが異なるため、RoboWordCMTHAP.MAC の代わりに RoboWordCMTHAP_GF.MAC を使う。
・更に英瑞辞典は、発音記号がイタリックになっていて非常に読みにくいので、RoboWordIPA-Ita.MAC を実行してイタリックを解除し、保存。(^^;
・EBStudio でEPWING形式に変換。
* この辺の操作については、上の「変換方法(発音記号を含まない辞書)」の項も参考にしてください。(^^)
* EBStudio に付属の外字には "lax I" (ɪ)、"retroflex r" (ṛ)、"upside down h" (ɥ)、"palatal n" (ɲ)が含まれていないので、追加する必要がある。(^^)
* 外字ファイルに既に何らかの変更が行われていた場合は、"ebcode"が重ならない様に、適宜、値を変更する。
* 仏英辞典では、鼻母音は取り敢えず母音字+~を2文字で表示する様にしてある。(^^; (合字にするには、更に外字を作る必要あり?)
* 英仏・仏英辞典の元データでは、"(ダブルクォート)、'(シングルクォート)、''(シングルクォート2個でダブルクォートの意味)等が混在していて、一部非常に読みにくくなっている。1つ1つ直して行くとかなりの手間になるし、読みにくいが言いたい事は分かるので、直しは入れないでおく事に。(^^;
* 英西辞典の発音記号は独特で、非常に分かりづらい。(^^; θがðの意味で使われ、zがθの意味で使われている。とんでもない事に、sはsとzの両方の意味で使われている!(^^; 他にも、øはəの意味、dyはdʒの意味、ȳはʒの意味。(^^; 更に、ch、sh、ingのngはスペルそのまま。(^^; ȳは、わざわざ外字を作るのも面倒なので、ʒで代用しておく事に。
・辞書ファイル (*.dic) を dered を使ってテキスト化。
・秀丸エディタで開く。「欧文で読み込み中に変換できなかった……」というエラーが出たら、気にせず「キャンセル」を選択。(^^;
・RoboWordCTH.MAC を実行し、保存。
・EBStudio でEPWING形式に変換。
* この辺の操作については、上の「変換方法(発音記号を含まない辞書)」の項も参考にしてください。(^^)
* ファイルが大きいので、EBStudioの「詳細設定」で、「作業領域」の「文字列バッファサイズ」を相当大きくしておかないとエラーが出るかも。(出たら大きい数字を入れてやり直す)(^^;
・辞書ファイル (*.dic) を dered を使ってテキスト化。
・秀丸エディタで開く。「欧文で読み込み中に変換できなかった……」というエラーが出たら、気にせず「キャンセル」を選択。(^^;
・RoboWordCTH.MAC を実行し、保存。
・EBStudio でEPWING形式に変換。「英和」の場合、「詳細設定」で「本文中の英単語を……」にチェックを入れておくと、「条件検索」で単語から略語が検索できる。
* この辺の操作については、上の「変換方法(発音記号を含まない辞書)」の項も参考にしてください。(^^)
・英和医学用語集
・辞書ファイル (medic1ej.dic) を dered を使ってテキスト化。
・秀丸エディタで開く。「欧文で読み込み中に変換できなかった……」というエラーが出たら、気にせず「キャンセル」を選択。(^^;
・CorrectionMedic1EJ.MAC を実行してゴミを取り除く。(^^;
・RoboWordCTH.MAC を実行し、保存。
・EBStudio でEPWING形式に変換。その際、「詳細設定」で「本文中の漢字・カタカナを……」にチェックを入れておくと、「条件検索」で日本語からの逆引きもできる。
* この辺の操作については、上の「変換方法(発音記号を含まない辞書)」の項も参考にしてください。(^^)
*「後回し」と言っておいて、結局やらない可能性あり。(^^; ……ってゆーか、多分やらないと思う。(^^;
・実は、ロボワード形式の辞書はEPWING化しなくても、Jamming (Windows版/Mac版)で利用する事ができます。(20年以上「DDwin」を使ってきた私は、Jamming の操作がどうにもしっくり来なかったので使っていないですが)(^^;
このページで紹介しているEPWING化は結構手間が掛かるし、ある程度秀丸を使いこなしている人でないと難しいので、Jamming の操作がしっくり来る方は、そちらを利用する事を検討してみるのも悪くないと思われます。(^^;
ちなみに、Windows版Jammingは、"Wine"を使うとLinuxでも使用できる様です。(Zorin OS Lite 8 で確認)(^^;